人生は止まらない |
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第二次大戦中のドイツ占領下、恋愛や性の悩みを持った青年ミロシュが、その時代ゆえに支配者とレジスタンス、恋人との板ばさみになって右往左往してゆく。日本人にはあまり馴染みのないシニカルなコメディというかたちをとりながら、緊張した時代の不合理さ、若いエロティックな願望と挫折、現実的なチェコ女性、ヒロイズムなどが主人公をとりまいて追いつめてゆく。 |
「女は自然が生んだ最高の宝石だ」 |
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それは、駅の操車係になった若きミロシュが耳にしたことば。
不合理なシチュエーションによる社会派コメディでありながら、自分の生き様を皮肉にニヤリと笑い飛ばす。 |
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1966/チェコスロバキア/93分/Filmove Studio Barrandov |
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